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ジェニファーの豆知識
創業者ウォーレン・ジョンソンと「電気式サーモスタット」誕生秘話
Q. 創業者、ウォーレン・ジョンソン って?


やぁジェニファー、最近熱心に仕事をしているね。すっかり頼もしくなったって社内でも評判だよ。


斉藤さんに褒めていただいて嬉しいデス〜♪ 最新のビルオートメーションシステム導入事例が次々と登場するので、日々勉強デス!


もちろん最先端の技術に触れることは非常に大事だけど、自分の会社の“歴史”についてもちゃんと勉強しているかい?


Hmm…そう言われると、あまり知らないかも…。そういえば、もう創立して130周年以上も経っているんですよね。すごく長い歴史があるんですネ〜。I’m very proud of that.


今僕らが当たり前のように見ているビルディングオートメーションシステム(=BAS)が、どんな風に発明されて進化してきたのかを知れば、そのスゴさがより一層わかると思うよ。…そうだ!ジェニファーはカネコさんに会ったことはあるかい?

カネコさんって、“歩く社史”と呼ばれているうちの会社の重鎮ですよネ?何度か挨拶はしたことあるんですケド、恐れ多くてちゃんとお話したことはまだ…。先輩達から聞いた噂によると「見た目も中身も、まるで仙人のような人」だって。確かに見た目は…


おや。わしのこと、呼んだかな?

Oh!?・・・H、Hi!…カ、カネコさんっ! 


ちょうど良かった。カネコさん、ジェニファーが社史についてあまり知らないようだったんで、今からカネコさんに話を聞きに伺おうと思っていたんですよ。


ほほほ、そうだったのかね。そりゃ感心じゃ。ジェニファーはウォーレン・ジョンソンのことは知っているね?


Of course!うちの会社の創業者で「電気式室内サーモスタット」を発明した方ですよネ。探究心溢れる勉強熱心な方だったと聞いています。幼少期は貧しい暮らしだったけど、そんななかでコツコツ勉強して、大人になってからは師範学校の先生もされていたとか。


ふむふむ。電気式室内サーモスタットの構想は、彼が当時勤めていた学校で生まれたというのは知っているかね?暑かったり寒かったりと、居心地が悪かった教室の室温をうまく調節しようと試みたのがそもそものキッカケだったんじゃ。3年の歳月をかけて室温を制御できる装置を発明し、1883年には後に電気式室内サーモスタットとして世に知られる「テレサーモスコープ」で世界初の米国特許を取得した、というわけじゃ。


なるほど。“その場にいる人々が快適に過ごせるように”という根本的な想いは今も昔も変わらないんですネ。


その通り。ただ、その仕組みは違うがな。当時の室内サーモスタットは、封入されたバイメタル素子を使用し、電気回路の一方のワイヤーを固定端に付着させ て、他方のワイヤーをカップ状の容器に入った少量の水銀に接触させるという構造だったんじゃ。現代のサーモスタットと比べてかなりシンプルな作りじゃろ? 過去と現在を比較してみると、今までは気付かなかった新しい発見があるんじゃよ。

創業者ウォーレン・ジョンソンと「電気式サーモスタット」誕生秘話



Yes!今や建物や施設に欠かせない空調制御システムが発明された裏側には、そんな経緯があったなんて。私、まだまだ勉強しなきゃデスネ!

登場人物紹介

ジェニファー

米国出身。ジョンソンコントロールズ入社5年目の営業担当で、新人アキラの教育係。趣味は旅行。彼氏募集中。

 

斉藤さん

ジョンソンコントロールズのエネルギーエキスパート。45歳、ジェニファーの上司。趣味は切手収集と省エネ。


カネコさん

ジョンソンコントロールズの重鎮的存在。ビルオートメーションの歴史に関する知識に長けており、社内では“歩く社史”と呼ばれるほど。


アキラ

ジョンソンコントロールズに入社して間もない若手社員。帰国子女。草食系に見えて実は野心家。趣味のゴルフはプロ級の腕前。