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ジェニファーの豆知識
ビル大型化で発展したコントロールシステム
Q. 1900年代初頭の“ビル大型化“がもたらしたことは?


おや?ジェニファー、朝から鼻歌なんか口ずさんで随分とご機嫌じゃないか。週末に何かいいことでもあったのかい?


斉藤サ〜ン♪ おはようございます!週末私の大好きな俳優さんが出演している映画を観に行ったんですケド、それがすっごくおもしろくて。今日は何だか気分がいいんデス。自宅でDVDを観るのもいいけど、やっぱり映画館で観ると迫力が違いますネ!


なるほどね。そういえば、実は空調制御システムはその昔“映画館ブーム”をキッカケに発展したって知っているかい?


What?それはどういうことですか?


1914年に起こった第一次世界大戦は、学生時代に教わったじゃろ?


カネコさん!?(い、いつのまに…)えっと、そうですネ。歴史の授業で教わりました。


その後、戦争に疲れた一般大衆が娯楽を求めるようになり“映画制作”が流行し始めた。となると、どんどん街に映画館が新設されるじゃろ。その映画館の空調のために、空調制御装置のニーズが高まっていったというわけじゃ。  


ジョンソンコントロールズはその後1925年に、人が部屋やビルを離れたときにエネルギー消費をストップして閑散時の室温を自動的に下げる働きをする「デュアル式サーモスタット」の特許を買収したんですよね。


さすが斉藤くん、まさにその通り。その後起こった大恐慌時に「デュアル式サーモスタット」は経費削減に大きく貢献して、そこから世界中に広まったんじゃよ。う〜ん、感慨深いのぅ。


Oh…I get it. でも「デュアル式サーモスタット」ってどうスゴいんですか?


ジェニファー、まだまだ勉強が足りんな。例えば、昼と夜は室内負荷が異なるからそれぞれの時間帯で設定温度を替える必要があるじゃろ?温度感知部のバイメタルが1個装備されている標準的な「シングル式サーモスタット」の場合、サーモスタットを2台使わなければそれが実現できなかったんじゃ。一方で、この当時主流になった「デュアル式サーモスタット」は温度検出部に2個のバイメタルを装着したタイプ。目標温度が異なる昼と夜の室温設定が1台で実現できるようになったんじゃよ。



1910~30年にかけてのビルの大型化&高層化に伴って、コントロールシステムは著しく進化していったんだ。そして、映画館をはじめ多くの施設に導入されて世界中に広まった。そういう時代の流れのなかで、僕らの会社は大きく発展していったんだよ。社史について、また一つ勉強になっただろう? 


ハイ!私たちが今映画館で快適に映画を観られるのは、そうした時代背景があったんですネ。勉強になりました♪

登場人物紹介

ジェニファー

米国出身。ジョンソンコントロールズ入社5年目の営業担当で、新人アキラの教育係。趣味は旅行。彼氏募集中。

 

斉藤さん

ジョンソンコントロールズのエネルギーエキスパート。45歳、ジェニファーの上司。趣味は切手収集と省エネ。


カネコさん

ジョンソンコントロールズの重鎮的存在。ビルオートメーションの歴史に関する知識に長けており、社内では“歩く社史”と呼ばれるほど。


アキラ

ジョンソンコントロールズに入社して間もない若手社員。帰国子女。草食系に見えて実は野心家。趣味のゴルフはプロ級の腕前。