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ジェニファーの豆知識
5分でわかる!"快適さ"を示す快適性指標「PMV」
Q.「PMV(予測平均温冷感申告)」って?

サイトーさん、おはようございます!う~今日も肌寒いデスネ~…(ブルブル…)この時季になるともう、エアコンは欠かせないですよネ。


やぁ、おはよう。確かに今日は寒いね。でもジェニファー、エアコンだけが“快適さ”を作ってくれるわけじゃないんだよ。そもそも人が感じる“快適さ”は、どうやって測られるか知ってるかい?


What!? “快適さ”なんて目に見えないものをどうやって測るんデスカ? 温度や湿度は確かに測れますケド…


快適さを測るひとつの方法として、快適性評価「PMV(=Predicted Mean Vote)」が例に挙げられるね。日本では“平均予想温冷感申告“とも訳されてもいるよ。このPMVは人がどれくらい快適かを表す指標で、温度、湿度、放射、気流、活動量、着衣量の6つの要素から算出されるんだ。1994年に国際規格 (ISO7730) になって、今ではオフィスづくりの温熱指数として世界各国でPMVが採用されているんだよ。


Hmm~...ここでいう”放射(温度)”は壁、天井、床、家具などから赤外線によって人体に伝わる熱のことですよネ?


その通り!あと、着目してほしいのは「活動量(代謝量)」と「着衣量」という“人的要因“だ。例えば、活動量はMet値といって、安静時・睡眠時は0.7、イスに座った状態なら1.0という風に、また着衣量はclo値といって半袖+半ズボンならclo値は0.3、シャツ+ズボンなら0.5...といった風に定義されているんだ。それらの数値をすべて総合してPMVを算出するってわけさ。


Oh!そんなふうに数値化されてるんですネ! ちなみに、そうやって算出したPMVは一体何に使われるんしょう?


例えば空調のコントロールなどが代表に挙げられるね。気流や湿度、温度などを自動調節する際に、このPMVを基準にして“人が快適と感じる環境”を創り出しているんだ。PMVでいう快適域という領域の範囲内に収まるよう調整してくれるってわけ。


1日の大半を室内で過ごしているから当たり前のように思ってたけど、空調ってすごくお利口さんなんデスネ♪ 最近だと人が室内にいないと自動的に稼働量を下げる空調機器もあってエネルギー費の削減 にも貢献しているし!


そう。快適さをキープしながらも省エネがちゃんと考慮されている、そんな機器やシステムはこれからもっと増えていくだろうね。僕らもビルオートメーションに関わる人間として、その2つの両立は意識しておくべきだね。



"快適さ"をつくる6つの要素

登場人物紹介

ジェニファー

米国出身。ジョンソンコントロールズに入社して間もない若手社員。技術営業を担当しながら、日々仕事を勉強中!趣味は旅行。

斉藤さん

ジョンソンコントロールズのエネルギーエキスパート。45歳、ジェニファーの上司。趣味は切手収集と省エネ。