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ジェニファーの豆知識
今さら聞けない!省エネ用語まとめ

Q.“省エネ”を取り巻く 最新トレンドが知りたい!

☑ ISO50001(エネルギーマネジメントシステム)

事業者が省エネや節電の実施に関して、必要な方針・目的・目標の設定や手順を決めて管理できるようにする仕組みを規定した国際規格のこと。エネルギー利用を可視化させ、温室効果ガスの排出量やエネルギーコストの低減につなげることが意図されている。

斉藤さんからワンポイント!



2011年6月に発行された国際規格ISO50001は業種や規模を問わず、あらゆる企業がエネルギーを管理し、エネルギーパフォーマンスを継続的に改善していくために作られたんだ!

☑ スマートグリッド
電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網のこと。スマートグリッド化を進めることで、ピークシフト(昼間電力消費の一部を夜間電力に移行させる方法)による電力設備の有効利用、再生可能エネルギーの導入、エコカーのインフラ整備、停電対策などさまざまなメリットが期待されている。

ジェニファーからワンポイント!



スマートグリッドはオバマ政権がアメリカのグリーン・ニューディール政策の柱として打ち出したことから注目を浴びたんデスヨ!ちなみにコロラド州ボルダーでは、スマートグリッド・シティと称してスマートグリッドに関するさまざまな実証実験が行われているんデス♪




~まだまだあります!省エネ関連用語~

☑固定価格買い取り制度(フィードインタリフ/FIT)

再生可能エネルギー源(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)を用いて発電された電気を、国が定める固定価格で一定の期間電気事業者に調達を義務づける制度(2012年7月1日よりスタート)。電気事業者が調達した再生可能エネルギー電気は、送電網を通じて私たちが普段使う電気として供給される。

☑ 一次エネルギー換算係数/CO2排出係数
あらゆる種類のエネルギー消費をひとつの指標であらわしたものが一次エネルギーで、電力やガスなどそれぞれのエネルギー種類について換算係数が設定されている。省エネ法の原油換算値も一次エネルギー値をもとに算出される。他方、エネルギー消費を二酸化炭素排出量で示した指標がCO2排出量で、同様に各エネルギー種類別に係数が設定されている。 

☑ キャップアンドトレード
あらかじめ温室効果ガスの排出枠に上限(キャップ)を設定し、排出枠を割り当てられた参加者間の自由な売買(トレード)を認める排出権取引の手法。中でも東京都は条例で首都圏の自治体にキャップ&トレード制度の普及を推奨している。

☑ LCCO2(ライフサイクルCO2)
建築物などの建設に伴って発生するCO2の排出量を削減するために、建物寿命1年あたりのCO2排出量を算出して評価する手法のこと。近年ますます問題視されている地球温暖化に対してこのLCCO2が注目されている。

☑ CASBEE(建築環境総合性能評価システム)
2001 年に国土交通省が主導し、(財)建築環境・省エネルギー機構内に設置された委員会によって開発された建築物の環境性能評価システムのこと。地球環境に配慮しているか、運用コストに無駄がないか、利用者にとって快適かなどを評価するために利用されている。

☑ LEED
Leadership in Energy & Environmental Designの略。非営利団体の米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用している環境に配慮した建物に与えられる認証システムのこと。この制度によってグリーンビルディングの市場が拡大したと言われている。

☑ ESCO
事業所などエネルギー使用者に対して、省エネ方策の提案や機器導入などの省エネ支援を行いそのコスト削減の一部を報酬として受け取るビジネス形態。ESCO事業者は実現した経費削減実績から一定額を報酬として受け取り、5~20年の長期間をかけて投資を回収、利益を確保する。顧客は投資リスクなく省エネ対策がで きるため近年さらに注目されている。

☑ COP(成績係数)
Coefficient Of Performanceの略で、冷房機器などのエネルギー消費効率の目安として使われる係数。消費電力1kWに対しての冷却能力、暖房(加熱)能力を示す値のことで、その概念は省エネ法にも採用されている。冷暖房機器の性能を示す指標として広く利用されており、機器やカタログなどにもCOPが記載されてい る。

登場人物紹介

ジェニファー

米国出身。ジョンソンコントロールズに入社して間もない若手社員。技術営業を担当しながら、日々仕事を勉強中!趣味は旅行。

斉藤さん

ジョンソンコントロールズのエネルギーエキスパート。45歳、ジェニファーの上司。趣味は切手収集と省エネ。