ビルの燃費について考えたことはありますか?

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皆さんは車を購入する際に「燃費」を考慮しますか?ランニングコストである燃費は消費者にとって購入時の重要な指標の一つであり、各自動車メーカーも競って燃費の良い車を開発するなど、燃費競争は加熱しています。

それでは、住居などの建造物の燃費とも言える「省エネルギー性」はいかがでしょうか?住宅金融支援機構が行った調査では、一般消費者が建物の性能で重視する事項は、「高耐久性」(72.3%)と「耐震性」(67.0%)で、「省エネルギー性」は上位2位の事項から25%以上低い3位(41.8%)となっています(住宅金融支援機構「平成29年度住宅市場動向調査結果」より)。

省エネ性能や環境性能は諸外国では、維持管理費の削減のみならず、資産価値を高めることができるとして既に高い注目を集めており、居住者の生産性向上にも効果があることが認識されています。

例えば、1931年に竣工したアメリカのニューヨークにあるエンパイアステートビルでは、2009年の総事業費約5億ドルをかけた大規模な省エネ改修プロジェクトによって、年間440万ドルのコスト削減と、エネルギーの使用量を38%低減することに成功しました。この改修投資はたった3年で回収され、向こう15年間で10万5,000トンのCO2削減が見込まれています(事例)。

また、ハーバード大学の調査では、認知機能テストにおいて、省エネ性能などに優れたグリーンビル認証を受けたビルの入居者はそれ以外のビル入居者と比べてパフォーマンスが26%高く、シックハウス症候群も30%以上少なかったうえ、睡眠の質も6%高かったことが明らかになりました。

このように建物の環境性能、省エネ性能の向上による効果はコスト削減のみならず、利用者の生産性や健康に大きく影響することが実証されています。日本でも、経済産業省がエネルギー政策の一環として建物の省エネ性能を向上する動きを後押ししています。経産省では「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」を制度化し、省エネや電力ピーク対策のために既設の設備やシステムの入れ替え、製造プロセスの改善などを実施する場合に、費用の一部(企業がエネマネ事業者からのサポートを受ける場合に補助金が最大2分の1)が補助されます(参考)。ジョンソンコントロールズでは、こういった補助金制度を活用した省エネソリューションのほか、建物のコンサルティングから設計・施工・保守・メンテナンスまで建物のライフサイクル全般を通じてお客様のビルを高効率なスマートビルへと進化させるお手伝いをしています。

これからの時代、建物の燃費も考えてみませんか?詳しいお問合せは、ジョンソンコントロールズまで。

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