本社21%増床にも関わらず、CO2排出量を2009年度比で28%削減

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~テナントでもできる、職場環境の快適性・生産性と両立したエネルギー使用量削減への取り組み~

ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:マーク・カトラー)は、昨夏本社社屋の床面積を21%増床したにも関わらず、2011年度(2011年4月~2012年3月)において、本社を含む全国41拠点におけるCO2排出量原単位を2009年度比で28%削減しました。

当社ではほとんどの拠点がテナントビルに入居しています。この度特別な設備投資を行わずに削減効果を出すことができた主な要因として、エネルギー使用量削減のための取り組みを従業員主体で行うエネルギー管理プロジェクトの活動と従業員の省エネへの意識改革を促進する啓発活動が挙げられます。本プロジェクトは各拠点からメンバーを組織し、エネルギー管理、削減への施策立案および実施、省エネ知識教育を行っています。当社では、テナントとして入居されている企業の方々に、テナントのエネルギー使用量削減の実証モデルとしてソリューションのご提案につなげていきます。

■ エネルギー使用量削減と、快適な環境を両立する、テナントとしての取り組み
当社では、地球環境問題と電力不足に応じ、企業の社会的責任(CSR)と従業員の意識を向上することを目的として、『2015年度(2015年4月~2016年3月)までに2009年度(2009年4月~2010年3月)比でCO2排出量原単位を20%削減』する目標を掲げています。2011年度は本社社屋の床面積を21%増床したにも関わらず2009年度比で28%削減と目標を達成しました。CO2排出量の削減は約258.6t-CO2となり、杉の木に換算すると18,470本分相当のCO2削減に寄与したことになります。また2011年度の本社オフィスの電力使用量は2010年比で16%削減となりました。 

2009年度
(2009年4月~
2010年3月)
2010年度
(2010年4月~
2011年3月) 
2011年度
(2011年4月~
2012年3月)

CO2排出量(t-CO2)

1,285.6 1,188.2 1,027.0

CO2排出量原単位
(kg-CO2/㎡)

98.2 90.7 70.7

 

2011年度の削減状況
2009年度比 2010年度比
CO2排出量 (t-CO2) 258.6減 161.2減
CO2排出量原単位 28%減 22%減
CO2削減量 杉の木換算 18,470本 11,513本


「エネルギー使用量を抑えつつ、快適な職場環境の実現」を目指し、当社では東日本大震災以降、従業員主体でエネルギー管理プロジェクトを発足し、各拠点および部署にエネルギー管理リーダーを配置して、生産性や快適性を優先した無理のない活動を重視したエネルギー使用量削減に取り組んでいます。本社および多くの拠点はテナントとしてオフィスビルに入居していることから特別な設備投資は行えないため、テナントでもできるという視点で活動を行っています。本プロジェクトではエネルギー使用量を管理し、業務に支障をきたさないような拠点ごとのワークスタイルに合った省エネアイディアを従業員から募集、またビル管理会社のご協力により、生産性を維持できるよう快適な職場環境作りのために以下のような対策(一部)を実施しています。

  • 当社の環境パフォーマンスデータ収集管理システム「EcoWorks EP」でのエネルギー管理と見える化
  • 夏のピーク時は約1ヵ月間各フロアに温湿度計を設置して5分間隔で温湿度を計測し、その分析結果に基づいた空調の温湿度設定の見直し
  • リニューアルしたエントランスにLED照明を設置
  • 新設したショールームは人感センサーで照明をコントロール
  • 共有部の給湯設備は使用状況に合わせたスケジュール運転に切り替え
  • ブラインドの羽根の角度調整で空調負荷を低減
  • 無人エリアの蛍光灯の間引き、タスク照明とアンビエント照明の活用、昼休み時消灯
  • PCの輝度調整、ノートPCの電源ピークシフト
  • 部署毎に合わせた残業時間の空調機運転


■ テナントビルならではのデータ管理
テナントビルに入居している拠点が多いことからエネルギー使用量を直接把握できないため、各拠点で入力したデータを一元管理できる当社の環境パフォーマンスデータ収集管理システム「EcoWorks EP(エコワークスイーピー)」を導入して、エネルギーデータの管理と「見える化」を行っています。EcoWorks EPはSaaS版で提供され、インターネットを経由して環境データの収集管理をメインに、集計の煩雑さを軽減し、エネルギー・廃棄物・用水・排水・化学物質など各事業所の実績データや環境測定データ(大気・水質・騒音・振動など)を全社的に収集し、環境負荷の状況把握や分析に役立つシステムで、ISO14001の目的・目標管理を行うことができます。
当社では全国41拠点がエネルギー使用量をEcoWorks EPに入力し、登録された換算係数(CO2排出係数など)に応じてエネルギー使用量を一次エネルギー、原油換算値、CO2排出量などのさまざまな形態で拠点毎に表とグラフで確認しています。また、このデータから省エネ法の定期報告書を作成しています。


■ 「見える化」とエコ知識教育による従業員の省エネ意識啓発活動
エネルギー管理は当社が推奨する省エネ制御や簡便な節電対策に加え、個々人による省エネ意識が大きく影響します。前述のEcoWorks EPによる集計結果を社内イントラネットに掲載して「見える化」し、従業員の省エネ意識を高めています。また、技術やトレンド情報を掲載したメールマガジンを配信するなど、従業員の省エネ知識を強化するための活動を行っています。
さらに、地球温暖化防止のための国民運動『チャレンジ25』の登録企業チャレンジャーとして、従業員が行ったエコ活動数に応じて植樹を行うキャンペーンなどを実施しています。


当社では、エネルギー使用量を抑えつつも業務効率を下げない、快適な職場環境維持の両立を実現するソリューションや製品をご提供しています。


ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズについて
ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズは、米国ジョンソンコントロールズ インク(Johnson Controls, Inc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長: マーク・カトラー/ Mark Cutler)です。空調制御用機器、ビル管理システム、自動制御機器、産業・舶用冷凍機器および装置、およびセキュリティシステム全般の設計、製造、販売、施工、サービス、エネルギーソリューション、ならびに統合ファシリティマネジメント事業を提供しています。
国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はhttp://www.johnsoncontrols.co.jp をご覧ください。

米国ジョンソンコントロールズ インクについて
ジョンソンコントロールズは、世界150ヵ国以上のお客様に多様なテクノロジーを提供する、業界トップクラスのグローバル企業です。16万2,000人の従業員が、ビルのエネルギー効率や運用効率を最適化する質の高い製品、サービス、ソリューションをはじめ、自動車用鉛酸バッテリーおよびハイブリッド車・電気自動車用先進バッテリー、自動車用内装システムの開発に取り組んでいます。ジョンソンコントロールズのサスティナビリティへの取り組みは、創業のきっかけとなった初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡ります。成長戦略とマーケットシェアの拡大によって、ジョンソンコントロールズは、株主への価値の提供と、顧客の成功の支援に取り組んでいます。詳細はhttp://www.johnsoncontrols.com をご覧ください。

ジョンソンコントロールズ ビルディングシステムズについて
ジョンソンコントロールズ ビルディングシステムズは、ビルの空調冷熱、冷凍、セキュリティシステムなどの、機器・制御システム・サービスのリーディングプロバイダーです。世界150ヵ国に広がる500ヵ所の支社において、100万以上のお客様にエネルギー効率の向上と運用コストの削減を可能にする製品、サービス、ソリューションを提供しています。現在当社は、太陽光、風力、地熱技術を活用した再生可能エネルギーのプロジェクトにかかわっており、その数は500件を超えます。当社のソリューションによって、2000年以降、1,360万トンのCO2排出量が削減され、削減額は75億ドルとなりました。当社は、多数の世界大手企業の所有する、計1億4,000万平方メートルに及ぶ商業用不動産の管理に携わっています。

※本文中に記載されている社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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